2010年01月09日

社保審の議論、「うやむやではいけない」―齋藤部会長(医療介護CBニュース)

 社会保障審議会の医療部会と医療保険部会は昨年12月、「救急、産科、小児、外科等の医療の再建」などを重点課題に掲げた来年度の診療報酬改定の基本方針を取りまとめた。医療部会の齋藤英彦部会長(名古屋セントラル病院長)は12月3日の会合で、2つの部会による基本方針について、「違うところがあってもいいと思う」と厚生労働省側に提案していたが、最終的には過去2回と同様、両部会で同じ内容の基本方針になった。方針の取りまとめを終えて齋藤部会長は、診療報酬改定をめぐる社保審での議論について「今までのようにうやむやではいけない」と感じている。

-齋藤部会長は昨年12月3日の医療部会で、「(2つの部会の)基本方針に違うところがあってもいいと思う」と厚労省へ提案されましたが、結果的には両部会で同じ基本方針を取りまとめました。この基本方針をどう評価されますか。

 わたしとしては医療部会の要望をかなり取り入れたつもりです。
 そもそも医療部会の役割は、医療提供体制をどうすべきかを話し合うことです。当然、現状では医療費全体の底上げをしないと医療崩壊が止まらないという立場でしょう。一方の医療保険部会では、医療保険制度のことを話し合います。保険者の関係者が多いので、日本の経済全体が厳しい中で医療保険制度が破たんしないよう診療報酬の配分見直しで対応すべきだという考え方がより強くなる。それぞれの立場が違うので、基本方針を一つにまとめるのは困難だと言えます。

 ましてや、医療現場も保険財政も今まで以上に大変な状況です。社保審では今まで、医療部会と医療保険部会とで診療報酬をめぐり意見が対立しても、議論が途中でうやむやになっていたように思います。しかし、もううやむやにはできないと思いました。医療はそれほどに危機的な状況になっていると感じているからです。ところが、厚労省は「(基本方針を)どうしても1本にまとめてくれ」というので、可能な限り医療部会としての意見も取り入れてもらい、最終的な形に落ち着いたのです。

-昨年には、部会の開催頻度なども含め医療部会自体の在り方について、委員から意見が上がっていました。

 診療報酬改定は原則2年に1回で、改定直後には医療部会ではあまり議論してきませんでした。今回は当初、2008年度に実施した前回の診療報酬改定のときと比べて2か月早い、昨年7月から議論を始めました。時間を有効に使い、もっと議論するつもりだったのですが、政権交代後に2か月ほど議論がストップし、基本方針の取りまとめは結果的に今までよりもずれ込みました。

-今年度の医療部会の開催は4回で、08年度の報酬改定のときと同じですが、もしも2か月間の中断がなかったら、もっと議論を重ねられたということですか。

 はい。全体で6、7回はできたと思います。今回の議論では、各委員が毎回1回は発言するようになるべく配慮したので、意見は拾い上げられたと思っています。ただ、日本医師会をはじめ、各団体はそれぞれ自分の立場で発言をします。そうしたことを考えると、今後は改定前年でなくても話し合いを行うべきだし、会議の回数も増やすべきだと思います。
 委員の人数に関しても、検討の余地があります。医療部会には現在、30人近い委員が参加していますが、これだと人が多すぎて議論が拡散してしまいがちです。医療部会の下にワーキンググループのようなものを2-3つ立ち上げ、テーマごとにもっと議論を深めるべきだというのがわたしの意見です。このことは、厚労省側には既に伝えていますので、来年度以降、検討してほしいと思います。


【関連記事】
匿名座談会(後篇)「医療政策決める国民会議の実現を」
【中医協】来年度診療報酬改定で診療側・支払側が意見書
【中医協】来年度報酬改定の厚労相への意見書提出を見送り
診療報酬改定の基本方針を正式決定
診療報酬改定の基本方針固まる−社保審医療部会

家系ラーメンのルーツ
携帯活用術
現金化
クレジットカード現金化
即日現金化
posted by bsrpcmwdn at 19:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

室町時代の絵巻、米で見つかる 世阿弥の能、鮮やかに(産経新聞)

 室町時代(14〜16世紀前半)に描かれたとみられる世阿弥作の能舞台の絵巻が米国で見つかり、日本で展示されることになった。

 この絵巻には、兄弟本とも言える桃山時代(16世紀後半)の絵本があることも判明、2巻そろって同時公開される。

 米国で発見された絵巻は、満開の桜の下で生き別れの母子が再会する世阿弥作の能「百万」を描いたもので、縦16・6センチ、横738・1センチに16図をもつ。ニューヨークの日本美術商から国立能楽堂(東京・千駄ケ谷)に持ち込まれた。

 当初はテーマなどがわからなかったが、その後の研究などで、世阿弥の代表作で女芸能者の百万が登場する「百万」を描いたものであることが判明。芸能史、絵画史にまたがる貴重な資料として、平成20年に同能楽堂が収蔵することを決めた。

 「百万」には桃山時代に描かれた絵本が存在し、集英社版「図説日本の古典 能・狂言」の表紙に使われるなど、これまで当時の演能を見る重要な作品として知られていたが、今回発見された絵巻は、その先行例となる。

 鑑定を行った国文学研究資料館(東京都立川市)の小林健二教授(中世文学)は「能を描いた絵巻、絵本は室町から江戸初期のものは数が少なく、『松風』など数例があるくらい。今回発見されたものは保存状態もよく、珍しい兄弟関係の作例があったことにも驚いた。図の数も同じで、直接に絵巻から絵本が作られたかのような類似点も存在する」と高く評価する。

 京都・嵯峨の清涼寺の大念仏の群衆など能の物語の情景と、実際の舞台でのシテやワキ、囃子(はやし)方の動きなどを混ぜ合わせて表現しており、初期の能の絵巻の特徴が表れているという。「ビデオのなかった時代、いい舞台に接した者はそれを目に焼き付けておきたい。そんな思いで、絵師が春爛漫(らんまん)の京都の様子をイメージをふくらませながら描いたと思う」と小林教授は話している。

 2作品は3月3日から、国立能楽堂の「収蔵資料展」で展示される。

【関連記事】
遣唐使船の復元作業始まる 奈良、遷都1300年祭前に
勇壮な元禄絵巻「赤穂義士祭」 兵庫・赤穂市
江戸庶民、生き生き 「熈代勝覧」の複製完成
石山本願寺跡、戦国絵巻をほうふつ
秋の都大路、優雅な歴史絵巻 京都で時代祭始まる

uues8xjmp0のブログ
モバイル界王拳
債務整理・自己破産
クレジットカード現金化 即日
債務整理無料相談
posted by bsrpcmwdn at 10:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。